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Best of ClassicHaberdasher050S「 RougueGallary×六義 バッファローチェック ブランケットトート」
GoldenClassic
「クラシックハバダッシャーの傑作たち」
ClassicHaberdasher
@
Archive
「私家版」
no. 50
RougueGallary
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六義
「ヴィンテージブランケット トート」
special woven & hand made
バッファローチェック
2008年6月にスタートしたClassicHaberdasherも
気がつけば早や5年の年月が駆け抜けました。
この5年の活動で愛する職人さんたちと、何よりも「ワクワクと心を刺激するもの」を創り出すことを第一の大切と誓って、あい努めてきたつもりですが、
いまさらながら当初は考えだにしなかったアイテムやカテゴリーの拡がりに驚きます。
様々なアイテムがありましたね、、、思い浮かべれば「あのスカーフ」や「このカフリンクス」、「その傘」もありました、、、羽織紐がビスポークできるようになるとは自分でも考えてもいませんでした、、、貴方の記憶に最も鮮明に刻まれClassicHaberdasherの作品は何だったでしょう?、、、
というわけで、
クラシックハバダシャーアーカイヴの「傑作」たちをともに振り返ってみようと思います。
今回は残念にも先ごろ店を閉めてしまったポートランドにあったRogueGallery(LL.ビーンのデイレクター業に専念するらしい。)と合作したヴィンテージブランケットを使ったハンドメイドのトートです。
そう、あの名作「バッファローチェック」です。
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旅の多い私は20代の頃から靴と同様、鞄を様々なところで注文し始めました。
グッチやヴィトン、ゴヤールなどの名の知れたメゾンからローマの老職人の工房まで、様々な用途に合わせた鞄を工夫して、一時は随分凝ったものも注文したものです。
そうしたことが、いま「三丁目チーム」との作品づくりで生かされ、また「世界最高の革プロジェクト」につながっていると思います。
Rougue Galleryとは全く偶然に出会いました。
当時、私はClassicHaberdasher用の、ひいては私の鞄を必要としていました。アトリエを開いてから資料や、生地を写真に撮るために自宅に持ち帰るための鞄が必要だったのです。
それで、自分なりにいままで注文した鞄のなかで何を一番使用し、その中で何がいちばん今の自分のスタイルに合うのかを検証してみたのです。
そして思いついたのが「シーバッグ」でした。これは破れたヨットの帆をつかって、港近くにあるヨット用品屋が実際にヨットに使うロープをハンドルにして作るもので、実際にはヨットでロープを運ぶために使用されるものです。
私は、20代の頃、これを街でも愛用していて、アンテイークマーケットへ掘り出し物を探しに行くときや、或いはモロッコなどへ短期間のブレイクに出かけるときに便利だったことを想い出しました。
ところが、昔は「どこでもあった」このバッグが世界中探し回りましたが「どこにもない」のです。英国のグリニッジの海洋博物館のミュージアムショプで売られていると聞いてすぐさま連絡をとりましたが、すでに売り切れ、もう作る予定もないとのことでした。
*写真をクリックすると拡大します。
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そんなとき偶然出会ったのがアメリカの港町であり、L.L.ビーンの本拠地であるポートランドの「Rougue Gallary」でした。
店主は昔、L.L.ビーンで商品開発をしていたが、「今のビーンは死んでる」と自分の納得する商品を揃えた店を出したばかりでした。
そのRougueGalleryが本物の「ヴィンテージのヨットの帆」をつかって、しかも最高級の手撚りのロープをハンドルにして「シーバッグ」を作っていたのです。
電話で連絡すると店主もヨットや船が好きでたいへん気が合って、それからみなさんのご記憶にある「Rusted Anker」や名作が生まれることになりました。
ヨットの帆の「シーバッグ」とともに、ずっと頭のなかにあったのがヴィンテージのブランケット地をつかったトートバッグでした。
アメリカにはネイテイヴインデイアンやまだ自社ミルを持っていたころのペンドルトンが織った頑丈で、実に深い味わいの「ヴィンテージ ブランケット」の歴史があるのです。
「ヴィンテージ ブランケット」は全米にたくさんのコレクターもいます。
そのなかでも私が欲しかったのが、この「バッファローチェック」なのです。
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サイズ 横幅 上部約42センチ 底部 約34センチ
縦 約40センチ(ロープハンドルを除く本体部)
ロープハンドルの高さ 約25センチ(肩にかけられます。)